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今日からフリーター!会社員生活の振り返りとこれからのこと

4年4ヶ月20日

 

実は、最初は、”世界を一周したら辞める”つもりで入った会社だったのだけど気付いたらこんなに経っていた。

 

振り返ってみれば、スイス帰りの常識外れな私をよく受け入れてくれたなぁと言う思いもあるし、やっぱり日本の会社ってありえなかったなぁとも思う…笑

 

目次
1. 入社までの流れ
2. 初めて日本の会社で働いた時のお話
3. 船上生活
4. 船内の珍客エピソードトップ5
5. 今後について

1入社までの流れ

 

 

HONDA ESTILOに落ちた後(Keisuke Hondaとの感動ストーリーはコチラ)、すぐにクルーズ会社の求人を見つけたんだけど、応募の締め切りが近くて全然帰国日が間に合わなかった。

 

とりあえず、英文と日本語の履歴書を送って、帰国日まで面接を待ってくれないか頼んだらなんと了承してくれた。なので2ヶ月ほど面接を引き延ばしてもらい、帰国後すぐに面接へ行った。

 

我ながら、スイス帰りの自分には会いたくない(笑)めちゃくちゃ強かったので。強くないとスイスでは暮らしていけなかったから…。そのままの名残で、けっこう強気な感じで面接に挑んだんだけど、最終的には部長にもおじいちゃん顧問にも気に入られちゃう始末。

 

それから一週間後に合格通知が届いて、9月から出社するように言われたんだけど、9月は既に予定を入れまくっていたので…10月からにしてもらった。

 

 

2初めて日本の会社で働いた時のお話

 

 

入社後は、12月出発のクルーズに乗る気満々だったんだけど、船員手帳の規定が厳しくなった年で、手続きが間に合わず乗れなかった。それから5ヶ月ほど本社勤務をすることに…。

 

日本の会社のルールがよく分かっていなかった私は、今思えば自由だったかも。(でも周りに迷惑はかけていない、仕事もちゃんとやってたし…)

 

オフィスカジュアルって言うのがよく分かってなくて、それはダメーとかそれはアウトだろーとかよく言われてたなぁ…

 

服装の規定は正直よく分かってなかったので最初の頃は常にトライ&エラーだった(笑)アウトもらったやつは着ていかなかったし、これダメかな~?って思ったやつが意外とOKだったり…

 

あとは、18:30の定時に顧問のおじいちゃんチームと一緒にエレベーターで即効帰ろうとしたら、お局様に怒られたこともあった。「おじいちゃん達とは立場が違うんだから、次のエレベーター使うとかしなさいよ」って。でもいつもおじいちゃん達が早く~って呼んでくれてたので一緒に帰っていた。(残業する意味が分からなかったので、上司が残っていても残業はしなかった)年齢とか役職での差別は正直全く意味分からなすぎて困った。日本の会社やばすぎだなと思った。これが年功序列社会ってやつか~って。

 

お局様に怒られた日はいつもおじいちゃん達が「今日も怒られちゃったね」って笑ってくるの(笑)電車が遅れた日は乗り換えダッシュするためにおじいちゃんに手降ってからガンダッシュで走り去ったりもしたけど、ほぼ毎日おじいちゃん達と帰ってたなぁ。

 

どうしても眠くて耐えられず5分間だけわざと目を閉じたことがあるんだけど、すぐにお局様に注意された。「睡魔と闘って2、3時間ぼーっとしてるより、5分間本気で寝た方が効率良いと思います」って言ってみたんだけど(超生意気)「皆頑張ってるんだからあんたも頑張りなさい」って怒られて終わり(笑)日本の会社やっべー('Д')って本気で思った瞬間だった。

 

私が寝てると怒られるのに、おじいちゃんはデスクの上で堂々と野球の試合を見てても怒られないのが不思議だった(笑)

 

 

これはさすがにやばかったなって自分でも思うエピソードは、日本代表戦の日に退社1分前にオフィスでユニフォームに着替えて待機してたこと(笑)だって19:35キックオフで、18:30ぴったりに会社を出てガンダッシュしたとしても、埼スタに到着するのが19:30とかぎりぎりくらいだったから、当時の私にとっては1秒1秒が勝負だったの(笑)会社にとってみたら私のサッカー事情なんて全く関係なかったんだけど…^^;

 

スイス時代の友人、久保裕也(私はごりたんと呼んでいた)が出場するかもしれなかったので、お局様には「すみませんでした!もうしません!」と深く頭を下げてガンダッシュしたのを覚えている。(非常階段で怒られて逆にタイムロスしてしまったので、もうやめとこって本気で誓った)

 

運よく最前列を陣取っている日本代表サポーターの方々の輪の中に入れてもらい(どんな手を使ったかは忘れたが)ぎりぎりに到着したにも関わらず、前の方で試合を見させてもらっていた。(その節はありがとうございました)

 

と言うか、スイスで働いてた時、ヤングボーイズの試合があれば、皆YBのユニフォームを着てきてたし、それが普通だったので、ちょっと日本でも試してみたかったと言う若かりし頃の私の挑戦だった(笑)結果は見事に怒られることになったのだけれど。

 

船内でお客さんに出す料理を研究する為に、シェフのお手伝いをした日々もあった。勤務中に近所のスーパー4件くらいを一緒に巡って食材の値段比べをしたり、サンプル品の調理をしたり。あれ?私料理する為にこの会社に入ったんだっけ?ってちょっと混乱していた。しかも大嫌いな皿洗いもさせられて本気で早く船に乗りたいと思っていた(笑)

 

早く船の仕事を覚えたいのに、書類の翻訳ばっかり任されたり、英文書類の作成をしたり、あれ私、翻訳家になろうとしているの?って思ったりもした。

 

仕事中にサンプルのお酒を試飲したりとか、出勤したらいきなりBBQが始まったり、あんだけ自由な会社だったのに、服装だけはうるさかったのがやっぱり未だに謎である。

 

中国人クルーの印鑑が必要だから、至急印鑑作って来てくれる?って一番下っ端の私がパシられたり。とにかく嫌なことが多かった(笑)なんで私が行かなきゃいけないの?なんで私がやらなきゃいけないの?って思ってもやらなきゃいけないのが雇われ社員の宿命。めちゃくちゃストレスだったなぁ~~(笑)

 

なんとか5ヶ月の本社勤務を乗り切って、出航の10日前に急遽乗船命令が下された。8ヵ月も乗るって言うのに10日前の告知はひどすぎる!!!と本気で頭にきた(笑)だって、友達との約束も急遽断らなきゃいけなかったし、出発前に会えなかった友達も沢山いた。でも雇われの身って本当に何も言えない。従うしかないのだから。

 

 

3船上生活

 

 

船上生活は一緒に働く同僚のペアやお客さんの質にもよるけど、楽しいことの方が多かった。だからいつの間にか4年も働いていた。(長期有給休暇も入れて)

 

 

船って入れ替わりの激しい職場だから、せっかく仲良くなっても次のクルーズではもう会えなかったりもするし、〇〇は辞めて他の船に行っちゃったって言う話を聞いて何度も悲しい思いをした。

 

 

3年目になったら先輩が皆いなくなっていて、いつの間にか私がマネージャーになっていた。研修を全く受けていない日本語も喋れない中国人スタッフをいきなりぶち込んで来られて働きながら研修しなきゃいけなかったり、その後も新人研修続きで大変だったりもした。

 

 

理不尽なお客さんもいっぱいいたし、現場を見ていない本社の人間に決定権があるって言う状況も嫌だった。

 

 

世界を5周した頃にはすっかり接客が嫌いになっていた。あれだけ好きだったのに。本社とは何度も戦ったけど、時間も体力も無駄だって思ったので辞めることにした。(歴代の先輩方も同じ理由で辞めていってるのに改善されないのが不思議)

 

 

大好きな仲間ともう一緒に働けないのか~旅出来ないのか~ってところだけが、船を辞めるかどうか迷った一番のポイントだった。

 

 

だけど会えなくなるわけじゃないし、今や、本当に会いたくなったらいつでもどこでも会いに行ける便利な世界だ。

 

 

最後に思い出として、Seaman's Songを作った。お気に入りは最後の皆が各国の言語でごちゃごちゃ言ってるとこ。その辺にいたクルーに協力してもらっていい感じに仕上がったけど、動画のクオリティーが劇的に低い。まぁいっか^^

 

 

 

船上生活は現実逃避の世界だったと思う。クルーもお客さんも凄まじい恋愛ドラマを巻き起こすのが当たり前の世界で…最初はショックの受けっぱなしだったし(そのうち小説にしたいと思っている)スマホがなくても、情報を遮断しても問題なく生活していけた。

 

 

この生活に慣れてしまったら、現実世界に戻るのは難しいな…って何度も思ったので、辞める決断をした過去の自分を褒めてあげたい。

 

 

未だに船に戻りたい気持ちはあるけれど、陸上生活に戻ったからこそTBAやONE TOKYOなど新たなコミュニティで新たな仲間に出会うことが出来た。今の生活もとっても充実している。

 

 

と言うか、船を辞めてなかったらONE TOKYOに参加することもなかった…そもそもTwitterやってなかったので…危ない危ない

 

 

まぁ何より、本社からの圧力もなければ、無理に理不尽なお客さんを相手にする必要もなくなったので、ストレスが全くなくなった最高!

 

 

4船内の珍客エピソードトップ5

 

 

と言うことで、船内の珍客エピソードトップ5を発表します

 

 

5位

 

P(お客さん):これは船のマスコット?(船内マスコットの人形ストラップ)

C(同僚):はい、そうです

P:針刺しにしようかと思った

S(私):…鳥肌…

C:ひ…ひど~い(思わず本音)

P:不気味にほほ笑む

 

 

4位

 

P:片耳イヤホンをレジに持ってくる

S:こちらは片耳用ですがよろしいですか?

P:え、そうなの?じゃあもう1個買うわ!

 

おじいちゃ…そう言う問題ちゃうねんで(笑)

 

 

3位

 

P:勝手に商品を袋から開ける(よくあるんです…)

C:すみません、こちらは商品なので勝手に開けられると困ります。あちらにサンプルがございますのでそちらでご確認下さい。

P:あら、でもこれ出て来たわよ

S:(いやお前が開けたんやろ)

C:真顔

P:長崎へ着いたら日本円は使えるかしら?

C:長崎は日本ですので日本円しか使えません

S:笑いをこらえる

―――お客さんが帰った後―――

C:あの人大丈夫か?

S:爆笑

 

 

2位

 

P:集合写真一枚(200円)と石けん2個(280円)=480円をレジへ持ってきて500円分の商品券を出す

S:写真一枚と石けん2個でよろしいですか?(商品券はおつりが出ないので一応確認)

P:写真が二枚で石けんが1個

S:(なんで石けん2個持ってきた!?)

P:この石けんどこの?

S:〇〇のです。

P:で、この石けんどこの?

S:…(゚д゚)!?

 

 

1位

 

P:これちょうだい(レジ横に置いてあるステッカーのシール)

C:これは写真プリントをして頂いた方にお渡ししております

P:買うんじゃなくて、もらうの

C:…

S:笑いをこらえる

―――お客さんが帰った後―――

C:なんでお前にあげなきゃいけないんだよ

S:爆笑

 

 

こんなお客様ばかりでした^^

 

 

5今後について

 

 

あ~船乗り人生楽しかった!

 

 

会社員じゃなくなることによって、毎月自動的に振り込まれていたお給料がなくなる不安はもちろんあるけど、それよりもストレスのない生活はとっても最高!

 

 

収入が安定するまで節約生活…?ちょっとはね!でも今後も私はやりたいことをやって、毎日自由に楽しく生きていく!^^♪

 

 

おわり。

 

 

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